みなさん、こんにちは!
FP(ファイナンシャルプランナー)の資格試験に対応する内容を分かりやすく解説していく講座へようこそ。
FP試験で学ぶ内容は、私たちの日常生活やお金に直結するものばかりです。資格取得を目指す方はもちろん、「生活の質(QOL)をアップさせたい!」という方にとっても、知っておいて損はない知識が詰まっています。私自身、独学でFP2級に1ヶ月で合格した経験がありますので、同じように独学で頑張っている皆さんのサポートができれば嬉しいです!
※試験範囲や各種制度は変更・追加となる場合がありますので、常に最新情報のチェックをお願いします。
今回からは、リスクと保険の分野へ入り、最初は「リスクと保険の概要」についてです。私たちが生きていく上で避けては通れない「リスク」と、それに備える「保険」の基本を学んでいきましょう!
1. そもそも「リスク」とは?保険の役割って?
私たちが普段何気なく使っている「リスク」という言葉。FPの学習においては、「危険性」や「損害を受ける可能性」という意味で使われます。
人生には様々なリスクが潜んでいますが、もし一家の大黒柱が亡くなってしまったり、車が事故で大破してしまったりした時、十分な「お金」があれば、精神的な悲しみは別として、経済的な困窮はなんとか免れることができますよね。
つまり、いつ起こるか分からないリスクに対して、「経済的に(お金で)カバーすること」こそが、保険の最大の役目なのです。
2. 人生に潜む3つのリスクと対応する保険
では、具体的にどのようなリスクがあり、どんな保険で備えることができるのでしょうか。大きく3つに分けて見ていきましょう。
- ① 人に関するリスク
- 死亡リスク: 万が一の際、残された家族の生活を保障する(例:生命保険)
- 長生きリスク: 高齢化が進む現代では「長生きによる老後資金の枯渇」もリスクです。生活資金を保障する(例:個人年金保険など)
- ② モノに関するリスク
- 損害リスク: 自宅や家財が火災、地震などで被害を受ける(例:火災保険、地震保険)
- ③ 第三者への賠償リスク
- 賠償責任リスク: 自動車事故を起こしてしまった、スポーツ中に人にケガをさせた、あるいは子供やペットが他人のモノを壊してしまった(例:自動車保険、個人賠償責任保険など)
3. 【重要】保険の「3つの分野」を覚えよう!
FP3級試験で頻出なのが、保険の分類です。保険は大きく「第1分野」「第2分野」「第3分野」に分けられます。ここはしっかりと押さえておきましょう!
| 分野 | 対象となる主なリスク | 代表的な保険の種類 | 取り扱う会社 |
|---|---|---|---|
| 第1分野 | 人の生死に関わるリスク | 定期保険、終身保険など | 生命保険会社 |
| 第2分野 | モノの損害や賠償リスク | 火災保険、自動車保険など | 損害保険会社 |
| 第3分野 | 第1・第2のどちらにも属さない(病気・ケガ・介護など) | 医療保険、がん保険、介護保険など | 生命保険・損害保険会社どちらも |
💡 間違いやすいポイント(注意点) 「医療保険」や「がん保険」は人の体に関するものなので、「第1分野(生命保険)」と勘違いしやすいですが、これらは「第3分野」に分類されます。試験でよく引っかけ問題として出題されるので、「病気・ケガ・介護=第3分野」とセットで覚えておきましょう!
4. 📝 改正のポイント・最新動向
【火災保険の契約期間の短縮】
近年、自然災害(台風や豪雨など)の増加に伴い、損害保険各社が支払う保険金が急増しています。これに伴い、火災保険の最長契約期間が「10年」から「5年」へと短縮されました(2022年10月以降)。FP試験では、こうした社会情勢を反映した制度変更も問われやすいため、「モノに関するリスク(第2分野)」の最新動向として頭の片隅に入れておきましょう。
5. まとめ
今回は、リスクとは何か、そして保険がそれをどう「経済的にカバー」するのかを学びました。また、保険の3つの分野の分類はFP試験の超・基本のキです!
なお、保険以外にもリスクに対処する方法(リスクマネジメントの処理技術など)がありますが、そちらはより専門的なFP2級の範囲となりますので、3級ではまず「保険の基本構造」をしっかりマスターしてくださいね。
🎯 今日の確認クイズ
学んだ内容をさっそく復習してみましょう。
問題: 次のうち、「病気や怪我に対する保険」に該当するものはどれでしょうか?
- 自動車保険
- 医療保険
- 終身保険
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【解答と解説】 正解:2. 医療保険
- 1の「自動車保険」は、モノや賠償に関わるため第2分野(損害保険)です。
- 3の「終身保険」は、人の生死に関わるため第1分野(生命保険)です。
- 病気やケガ、介護に備える「医療保険」は第3分野に該当します。両方の保険会社で取り扱うことができるのも特徴ですね!


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