みなさんこんにちは！
連載としてFP（ファイナンシャルプランナー）3級の資格試験に対応する内容を解説していきたいと思います。
FP試験の内容は日常生活にも深く関わってくる内容が多いので、資格取得を予定していない方でもQOLアップにつながる内容が多いと思いますのでぜひ参考にしてください！
私が独学でFP2級に1ヶ月で合格した経験をもとに、同じように独学でがんばっている方など少しでも多くの方の受験の手助けになれたら嬉しいです！
※試験範囲は変更・追加となる場合がありますので、常に最新情報のチェックをお願いします。
今回は確定申告についてです。
確定申告について
所得税は申告納税方式を採用しています。毎年1月1日から12月31日までの間に所得があった者は、その年分の所得と税額を計算して、翌年の2月16日から3月15日までに住所地の所轄税務署に申告し、納付する必要があります。この申告を「確定申告」といいます。
確定申告の期限
- 期間：翌年の2月16日から3月15日まで
給与所得者が確定申告をしなければならない場合
給与所得者は通常、会社の年末調整で税金の計算は終了するため、確定申告は必ずしもする必要はないのですが、次のような場合に当てはまる時は確定申告が必要になります。
- 年間の給与収入の金額が2000万円を超える場合。
- 1箇所から給与を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得金額が20万円を超える場合。（いわゆる副業等での雑所得も含まれます。）
- 2箇所以上から給与を受けている人で、主たる給与等の金額と、給与所得及び退職所得以外の所得金額との合計額が20万円を超える場合。（会社の年末調整は1箇所でしかできません。）
- 給与所得者の扶養控除等申告書を提出していない場合。
- 雑損控除、医療費控除、寄付金控除がある場合。
- 初年度の住宅借入金等特別控除を受ける場合（給与所得者は2年目以降は年末調整で控除可能）。
まとめ
確定申告といえばとくかく複雑なことなのではないかと身構えた方もいらっしゃると思いますが、FP3級ではこのぐらいの内容を押さえておけばひとまず大丈夫でしょう。
雑損控除、医療費控除、寄附金控除がある場合に確定申告が必要というのも試験では頻出ですので注意して覚えましょう。
細かい内容は2級以降の範囲になってきますので、3級受験の方は深追いは禁物です。
最近は副業も流行っているので実際に確定申告が必要な方も多いと思いますが、興味がある方は試験に合格してからじっくりと学習しましょう！
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