【FP講座】教育プランについて【ライフプランと資金計画】

FP試験対策講座

みなさんこんにちは!

連載としてFP(ファイナンシャルプランナー)3級の資格試験に対応する内容を解説していきたいと思います。
FP試験の内容は日常生活にも深く関わってくる内容が多いので、資格取得を予定していない方でもQOLアップにつながる内容が多いと思いますのでぜひ参考にしてください!

私が独学でFP2級に1ヶ月で合格した経験をもとに、同じように独学でがんばっている方など少しでも多くの方の受験の手助けになれたら嬉しいです!
※試験範囲は変更・追加となる場合がありますので、常に最新情報のチェックをお願いします。

今回は教育プランについてです。

教育資金について

教育資金は、住宅資金、老後資金と並んで多額の資金を必要とします。教育資金には大きく分けて次の2つの種類があります。

学校教育費

授業料、教材費、制服代など、学校に直接関わる費用。

学校外教育費

学習塾、家庭教師、通信教育、補習授業など、学校外での教育活動に関わる費用。

教育資金の設計の手順

これらの教育費を準備するための金融商品について、以下のような選択肢があります。

一般財形貯蓄

いわゆる資産運用についてですが、こちらの内容は金融資産運用編でまた詳細をお伝えします。

こども保険(学資保険)

※こども保険と学資保険は別物ですが、似たようなものであり、保険会社からも名称と内容があいまいなものが多いため一緒くたにして解説します。
こども保険≒学資保険

こども保険(学資保険)は、一般の生命保険会社や損害保険会社などが取り扱う、最長22歳満期の保険商品で、15歳や18歳満期などがあります。

こども保険や学資保険については、次のポイントを確認してください。

  • 子供を被保険者とし、親が契約者となる。
  • 貯蓄機能があり、入学祝い金や満期保険金を子供の入学金に合わせて受け取れる。
  • 育英資金機能として、親が死亡した場合に教育資金を確保できる。
  • 保険機能として、子どもが死亡した場合に保険金が支払われる。
  • 親が保険期間中に死亡した場合、以降の保険料が免除されるのが一般的です。

教育ローン

月々の貯蓄で準備できない部分は、公的教育ローンや民間金融機関による教育ローンで準備する方法があります。
民間ローンのほうは試験上あまり重要ではないので割愛します。

教育一般貸付(国の教育ローン)

「国の教育ローン」として知られています。

金利は固定、
返済期間は15年以内、
融資金額は350万円(海外留学の場合は450万円)、
年収要件
があります。
対象者は、高校や大学等に入学・在学する子を持つ親で、国民年金・厚生年金に合算して10年以上加入していることが条件です。

融資元は日本政策金融公庫です。

奨学金制度の利用

奨学金には、次の2種類があります。

第1種奨学金

無利子で、特に優秀で経済的に困難な学生対象。

第2種奨学金

有利子で、第1種よりも基準が緩やかな学生対象。在学中は無利子。

私立大学等では独自の奨学金を用意しているようなこともあります。

まとめ

奨学金なんかはご自身で借りられてる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回のポイントとしては、教育ローンは親が借りるものであり、奨学金は学生本人が借りるものです。この点を押さえておいてください。

この記事を書いた人

携帯販売の仕事をきっかけにお金の知識を身に着けたいと思いFP(ファイナンシャルプランナー)の資格試験を受験、1ヶ月の集中勉強により見事FP2級に一発合格。
その後も人生のQOLアップを目指し、日商簿記2級や宅建士資格等の資格取得に成功。
これらの経験と資格をもとに多くの人のQOLをアゲたい!と思い当ブログを鋭意更新中です!

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