【FP講座】教育プランについて【ライフプランと資金計画】

FP試験対策講座

みなさんこんにちは!
FP(ファイナンシャルプランナー)の資格試験に向けた対策講座へようこそ。

FP試験で学ぶ内容は、私たちの日常生活のQOL(生活の質)アップに直結する素晴らしい知識ばかりです。資格取得を目指している方はもちろん、「お金の知識を身につけたい!」という方もぜひ参考にしてくださいね。 私自身が独学でFP2級に1ヶ月で合格した経験をもとに、専門用語を噛み砕きながら皆さんの学習を全力でサポートします!

※試験範囲や制度は法改正により変更となる場合があります。常に最新の情報をチェックしながら進めていきましょう。

今回は「教育資金のプランニング」について解説します!


1. 教育資金の基本:2つの種類を知ろう

教育資金は、住宅資金・老後資金と並んで「人生の3大資金」と呼ばれるほど多額のお金が必要になります。この教育資金は、大きく次の2つに分けられます。

  • 学校教育費 授業料、教材費、制服代など、学校に直接支払う、または直接関わる費用です。
  • 学校外教育費 学習塾、家庭教師、通信教育、お稽古ごとなど、学校外での活動にかかる費用です。

これらを計画的に準備していくことが、ライフプランニングにおいて非常に重要になります。


2. 教育資金を「準備」する方法

将来の教育費を見据えて、コツコツと資金を準備するための代表的な金融商品を見ていきましょう。(一般財形貯蓄など、その他の資産運用については「金融資産運用」の分野で詳しく解説します!)

こども保険(学資保険)

一般の生命保険会社などが取り扱う、子どもの教育資金準備を目的とした保険です。(商品名に多少の違いはありますが、試験対策上は同じような役割を持つものとして理解しておけばOKです) 試験でよく狙われるのは以下のポイントです!

  • 契約形態:契約者は「」、被保険者(保険の対象になる人)は「子ども」となります。
  • 貯蓄機能:子どもの成長(入学時や満期時)に合わせて、お祝い金や満期保険金を受け取れます。
  • 最大のメリット(払込免除):契約者である「」が死亡するなど万が一のことがあった場合、それ以降の保険料の支払いが免除されます。(免除されても、お祝い金や満期保険金は予定通り全額受け取れるため、育英資金としての機能を持っています)

3. 教育資金を「調達」する方法(足りない場合)

貯蓄や保険だけではカバーしきれない場合、外部から資金を調達する手段があります。ここで「ローン」と「奨学金」の違いをしっかり整理しましょう。

国の教育ローン(日本政策金融公庫)

正式名称を「教育一般貸付」といい、国が提供している公的な教育ローンです。

  • 金利:固定金利
  • 融資限度額:子ども1人につき「350万円」(海外留学などの一定の条件を満たす場合は「450万円」)

奨学金制度(日本学生支援機構:JASSO)

大学生の多くが利用している公的な奨学金制度です。大きく2つの種類があります。

  • 第1種奨学金:「無利子」で借りられます。特に優秀で、経済的に著しく困難な学生が対象です。
  • 第2種奨学金:「有利子」(在学中は無利子)で借りられます。第1種よりも選考基準が緩やかです。

🚨 間違いやすいポイント・注意点

FP試験で非常によく引っ掛け問題として出題されるポイントを2つ紹介します!

  1. 「誰が」借りるのか?
    • 教育ローン:「」が借りて、親が返済します。
    • 奨学金:「学生本人」が借りて、卒業後に本人が返済します。
  2. 国の教育ローンの利用条件 よく「国民年金や厚生年金に10年以上加入していること」という条件だと勘違いされやすいですが、これは過去に存在し既に廃止された別の制度(年金教育資金貸付)の条件です!現在の国の教育ローンに年金の加入要件はありません。代わりに、「世帯年収(所得)の上限要件」が定められている点に注意しましょう。

🆕 改正のポイント(最新の試験対策)

近年の制度改正で、古いテキストには載っていない重要な変更点があります!

  • 国の教育ローンの返済期間延長 以前は返済期間が「15年以内」でしたが、現在は拡充され「18年以内」に変更されています。
  • 多子世帯の大学無償化(2025年度〜) 2025年度(令和7年度)より、3人以上の子どもがいる多子世帯を対象に、所得制限なしで大学などの授業料・入学金が実質無償化される制度(高等教育の修学支援新制度の拡充)がスタートしています。ライフプランニングの前提が大きく変わる重要なトピックです。

📝 本日の確認テスト

最後に、今日学んだ知識が定着しているか確認してみましょう!

【問題】 日本政策金融公庫の「国の教育ローン(教育一般貸付)」に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 国の教育ローンの融資限度額は、学生・生徒1人につき最高500万円である。
  2. 国の教育ローンを利用するためには、親が国民年金または厚生年金に10年以上加入している必要がある。
  3. 国の教育ローンの返済期間は、最長で18年以内とされている。



【解答・解説】 正解は「3」です!

  • 1の解説:融資限度額は、原則として子ども1人につき最高「350万円」です(特定条件で450万円)。
  • 2の解説:年金への加入期間は要件ではありません。利用にあたっては「世帯年収(所得)の上限要件」を満たす必要があります。
  • 3の解説:適切です。以前は15年以内でしたが、法改正により最長「18年以内」となっています。

いかがでしたか?
教育資金の分野は、数字や「誰が契約するのか」を正確に覚えることが得点源につながります。引き続き、一緒に頑張っていきましょう!

この記事を書いた人

携帯販売の仕事をきっかけにお金の知識を身に着けたいと思いFP(ファイナンシャルプランナー)の資格試験を受験、1ヶ月の集中勉強により見事FP2級に一発合格。
その後も人生のQOLアップを目指し、日商簿記2級や宅建士資格等の資格取得に成功。
これらの経験と資格をもとに多くの人のQOLをアゲたい!と思い当ブログを鋭意更新中です!

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